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映画館観た映画と、洋楽ロック関連と、日常のつぶやきのブログです。

by ikechanm2

『愛を読むひと』見てきました~

『愛を読むひと』★★★★★★★★☆☆
監督:スティーヴン・ダルドリー
出演:ケイト・ウィンスレット、レイフ・ファインズ、デヴィッド・クロス、レナ・オリン、ブルーノ・ガンツ他

1943年生まれのマイケルが15歳の時、21歳年上のハンナと出会い初めての恋と突然の別れをして、
その後ナチ戦犯被告人と法修士生として再び出会うチャンスを得たのに若さゆえに彼女を助ける勇気が出せず、そのために彼女の人生を大きく変えてしまいそれがトラウマのようになって、それから20年後やっと会う気になった時にはもうすでに遅かったわけです。
ハンナは子供の時に教育を受けるチャンスを失ったかなにかで読み書きができないんだけど、バカではなく容姿も美しいのでプライドがそれを認められずに、逃げと虚勢の人生しか歩めなかったわけで、21歳年下の坊やには朗読してあげることしかできなかったわけですが、結果それでひとときのかなわぬ人生の夢をみてしまい心を病んでしまったのでしょうね。
政治的要素も含んだ文芸的な結末です。
by ikechanm2 | 2009-06-25 15:58 | 映画 | Comments(4)
Commented by ひろる at 2009-06-25 20:38 x
これは、かなり興味あります。
なんか、せつなそうですね。。心を病んでしまうのか~~
幼子に本を読んであげるのと違って、15歳と36歳の読み聞かせってなんだか、セクシーやわぁ。。。
Commented by mayumi_sakura at 2009-06-26 08:58
ケイトさん、色っぽいのよね~目がと唇がいいのよ・・
ニコールキッドマンだと目が怖い~あの、少年もいいのよね・・・タイタニックから大きくなりましたね・・・ケイトさん
Commented by ikechanm2 at 2009-06-27 09:47
ひろるさん、
愛を読むひとなんてたいそうな邦題がついてるけど、男女の愛は一時のもので、わりとあっさりしてます。
過去を忘れ去れない男が33歳にもなってから、罪ほろぼしのように獄中の女に、昔ベッドで読み聞かせたような朗読テープを送り始めるんですがそれは、
獄中で生き続けるために過去も未来もすべて忘れただ淡々と日々を送っていた女にまた人生の夢や喜びを思い起こさせることになり、
結果女は現実で生き続ける意味を失ってしまったのではないかと。
Commented by ikechanm2 at 2009-06-27 09:56
まゆみさん、
映画見ながらニコールだったらと想像してしまったんですが、ニコールがこういう地味な人物を演じるとストーリー自体が作り物っぽくなってしまうきらいが。
ケイトはどんな役にでも馴染んでしまいますね。やっぱり巧いんでしょうか。
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